

居酒屋
モツ煮込みが好きだ。どて煮ではなく関東風の白味噌仕立てのやつだ。煮込みがウマければ、もうその店は合格だ。安心して落ち着ける。そういう店は焼き鳥もうまい。だからホッピーもグイグイ進む。 ところで高山には煮込みも無ければ焼き鳥文化も無い。なのでホッピーももちろん無い。例えあった...


耳コピー
子供の頃、音楽は聴くだけで満足だった。カセットに歌謡曲をいっぱい録って毎日飽きずに聴いていた。当時の歌謡曲は歌詞などほとんど覚えている。 中学生になってフォークが好きになり安いギターを買ってもらってギターを始めた。ケメの真似をしてクラシックギターにスチール弦を張った。さっそ...


オカルト
不思議な事が好きである。UFOやUMAも興味はあるが、今は怪談が楽しい。 心霊ものもいいが時空ものなんかが好きだ。「時空のおっさん」なんかかなり楽しい。お化けは信じてはいるが出て来ては欲しくない。びっくりしたくないからだ。あと「おどろおどろしい」のも嫌である。...


PIANO弾きの憂鬱
PIANO弾きは常に人の所有物を弾いている。MY PIANOなんぞ持ち運べる地位の人はほとんどいない。ホロビッツくらいか。もっと言えば、PIANOなんぞ元々無い現場さえある。 例えばPIANOがあったにしても、使い物にならない場合が多い。調律がしてなかったり、壊れていたりで...


収集癖
子供の頃は小遣いも少ないので、カセットなど何度も上から録音して切れるまで使っていた。歌番組が大好きだったので、マイクを構えてテレビの前に陣取っていた。ラジオなんかもテープをちゃんと用意して、いいのがかかったらすぐ録音したものだ。最近驚いた事は中学の頃録音したテープが今でも聴...


大瀧さん
昔、フォーク小僧だった頃、西岡恭蔵さんを知った。「街ゆき村行き」を毎日聴きまくっていた。大好きだった。細野さんもこれで知った。そしてそれからこのアルバムに出会った。もちろん最初は象さん(恭蔵さん)目当てで買った。はっぴいえんどは名前しか知らなかった。...


ペダルあれこれ
ピアノを弾く時、絶対必要なのがペダルである。通常は右側のペダルを多用する。これは簡単に言えば「音を伸ばす」言い換えれば「弦のミュートを外す」という機能である。もちろん踏めば弾いたその音が伸びるのだが、それとともに、弾いてない全ての弦にも音が共鳴して豊かな響きが生まれるのだ。...


懐メロ
懐メロは何故か毎日聴いてても飽きない。もう毎日聴いてるから懐かしくはないのだが、いいのだ。やっぱり子供の頃聴いたから余計にいい曲に聞こえるのかなぁ。曲ごとにその頃の事、例えば季節とか時間とか匂いとか、果ては好きだった初恋の人とか‥‥。...


絶対音感
もちろん、そんなものは無い。だいたいピアノを初めたのが小学校高学年なのだ。そうゆうものは3歳位から音楽を習った人にしかつかないものなのだ。 昔、S美に入ってすぐの頃、クラス何十人かで居酒屋に行った。そしたら5分も経たないうちに突然、一人の女の子が立ち上がって叫んだ。「ここの...


JAZZ理論
高校の頃まではC△7とかA-7とかの△7や7は、よく解らなかったから省いて弾いていた。 それでも赤い鳥の「忘れた朝」とかを聴くと、どうもそこらへんが「あのいい感じ」を醸し出しているらしいのは解っていた。 BANDで「エリザベスリードの追憶」をやった時もかなり悩んだ。A-7な...